翠唯2025/12/02 UPDATEお仕事報告お知らせ
月刊「食べもの通信」〜作ってみたい四季の保存食〜の挿絵、12月号はハクサイの漬物でした。
シンプルな料理ですが、白菜漬けの自然な盛り付けはバランス感覚が要求されるモチーフで、組み合わせた器との調整には画面上で試行錯誤しましたが最終的には、白菜漬けの白と黄緑が映えるような配置に落ち着きました。
材料である白菜の断面は、包丁でスパッと切ったものではないとのことで、ちょっと無造作感を出すことに注意しました。
みずみずしさと共に温かみを感じてもらえればと思います。
子供の頃からとにかく本が好きで、童話から小説まで色々な本に没頭しては、浮かんだイメージを描いてきました。自分の生きている「現実」ではない世界が、すぐ身近にあるような気がしていたのです。
得意とするモチーフは、飲食物、多感なティーンエイジャー、そして和の世界。
たとえば飲食物を描くときには、「高揚感」や「期待感」といった心の動きごと、絵の中に丁寧に込めています。
また実家に着物が多くあるのですが、大人になるにつれ日本文化の奥深さや美しさ・自然に対する繊細な感性にあらためて気がつき、今の時代のエッセンスを込めながら日本独自の美を表現したいと思うようになりました。
感情を揺さぶるようなイラストをご希望の方、ぜひお気軽にご相談ください。
【お仕事例】企業SNS用イラスト・教科書挿絵。
月刊誌にて料理挿絵の連載中。
東京都在住。
デザイン専門学校を卒業後、制作会社にて報道関係のグラフィックス・イラスト制作に携わりながら、個人で印刷物等のイラストの仕事も請け負う。
退職後、充電期間を経てフリーのイラストレーターとして活動中。
翻訳
「食べもの通信」１１月号「アジのひと塩干し」挿絵制作
「食べもの通信」１０月号「エノキダケのかつお風味」挿絵制作
「食べもの通信」９月号「シソの実の佃煮」挿絵制作
「食べもの通信」８月号「新生姜とガリ」挿絵制作