人魚奇譚集 表紙デザイン
ミゾグチ ミキ2026/01/23 UPDATEお仕事報告
喜多見歩さん著書「人魚奇譚集」の表紙デザインを担当いたしました。人魚の話にまつわる5篇の短編集。美しく厳かでそして少し怖い存在である人魚のストーリーをミニマムなイラストで表現しています。



大正レトロを再構築した、正統派モダンな装丁
様々な人魚のお話を集めた「人魚奇譚集」の表紙デザインのご依頼。すでに完成している1章を拝読したところ、文章のテイストや登場してくる言葉たちから大正や昭和初期頃のレトロさと、言葉の表現が鮮明な映像を見ているような印象を受けました。そのため「伝統的」「古典的」「正統派」なイメージを大切にして制作を進めました。

1案目:章ごとに別の人魚が出てくるため、顔は表現せず、人魚の尾鰭のみを見せるイラストに。水墨画のような水の表現と貝をはじめとした海の生き物・泡を配置しました。

2案目:日本の戦前の教科書のようなイメージで作成しました。周囲の装飾は人魚の要素(貝、ひれ、鱗)を組み込んでいます。

3案目:1案目を活かしつつ、タイトルを囲むように、人魚・泡・海の生き物たちを用いて装飾を施しました。こちらが採用となり、ラインや要素の表現をブラッシュアップ。白インクと金色の箔押しを活かしたデザインで完成となりました。





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オオツカ・プラスワン メールマガジン2月号
ESSE 2026年3月号
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