十三詣り

成美堂出版「季節を感じて日々を楽しむくらし歳時記」の4月の挿絵です
池田 衣絵
イケダ キヌエ日本の宝をゆかいに伝える、和素材のイラストレーション
京都の雅な和の色、北陸の華やかなハレの色、東京の粋な江戸の色。
風土と文化に培われた日本の色に強く魅かれます。
春夏秋冬、いつもどこかで祭りや行事のある京都。
和文具のデザイナーをしていた頃、たくさんの美しい図案や絵画を見て夢中になって学びました。
古美術のお店にある水墨画は「抽象的に美しい‥凛としていてかっこいい!」と飽きることなく眺めてしまいます。
和紙のはがきやポチ袋の絵柄を描くお仕事のために、書道と水墨画を習いました。
時間を忘れ無心になって練習し、今のイラストに繋がっています。
その後、富山県に帰り、はじめは地域おこし協力隊として父の古里である五箇山に住んでいました。
長く厳しい冬が終わり、雪が解け、春の息吹を感じたときは喜びで胸がいっぱいになりました。
集落の春祭りや秋祭り、報恩講など‥‥古き良き文化が今も大切に受け継がれています。
神社を掃き清めて、祓ってもらい、自然の恵みに感謝すると体までスッキリした気がしました。
山の暮らしの中で「日本の心は美しいな」と改めて感じました。
今は地元の富山市に帰り、フリーランスでイラストのお仕事をしています。
これからも日本の豊かな自然や、知れば知るほど面白い文化を伝えていきたいです。
そして、現代の日本の文化を共に作っていければ幸いです。
京都の和文具の会社で紙製品のデザイナーを経て、フリーランスのイラストレーターに。
武蔵野美術大学 油絵学科 版画コース木版専攻卒業。
ノッティンガム・トレント大学(英国)ファインアート学科 交換留学。
パレットクラブイラスト教室修了。
1984年富山県富山市で生まれる、県内在住





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