書籍『「実家の相続」がまとまらない!』装画、本文カット






亡くなった和菓子屋店主の父の土地の相続と仕事をめぐる3人の子どもたちの物語。初めは対立する三兄弟が周囲の人たちに助けられながら一つにまとまっていく(ついでに相続の流れや手続きもわかる!)役立つ相続小説です。
表紙は三兄弟が「実家の相続」に翻弄される状況を視覚的に表すため、それぞれがバラバラに足場を失い、突然降って湧いてきたお金とともに巻き込まれる三つ巴風のレイアウトとしました。足元にいるのは、三兄弟が継いだ実家の和菓子屋と、彼らの家族たちです。
Overview
制作物:
・表紙1点(4C)
・本文カット18点(1C)
制作期間:約3週間
Data
著:天野隆、伊藤かよこ、税理士法人レガシィ
出版社:青春出版社
仕様:四六判/224ページ
発行:2025年2月25日
Link
青春出版社

フクハラミワ
フクハラミワ「知りたい」「学びたい」を手助けしたい! 学び系イラストレーター
子どもの頃、家にあった百科事典や家庭の医学、英和辞書など、大人向けの分厚い本が好きでした。知らない世界がびっしり詰まった本は、まるでびっくり箱のような面白さ! 漢字・外来語だらけの難しい本でも大抵どこかに挿絵があり、ページをめくってはさまざまな絵とその項目を拾い読みするのが楽しみでした。
例えば、見たこともない古今東西の不思議な髪型。例えば、道端によくいる小さなカタツムリの断面図。例えば、インフルエンザワクチンが効く仕組み。例えば、ハロウィンでランタンにする大きなカボチャ。
それらは淡々とした実用的な図解でありながら、ワクワクしたり、クスッと笑えたり、時には少し怖かったりする不思議な魅力がありました。イラストレーションはただの装飾ではなく、新しい物事に興味を抱くきっかけであり、謎を解明するヒントでした。
あの頃の私にとって挿絵が未知の世界に触れる手がかりだったように、イラストレーションの力で知的好奇心をかき立て、読む人の「知りたい」気持ちを応援したい。「学びたい」気持ちを手助けしたい。それがイラストレーターとして私のミッションです。
経歴:
2000 : 女子美術大学芸術学部絵画科油彩コース卒
1998-2003 : 環境教育指導員・企画運営
2002-2003 : 自然学校企画運営・観光協会事務局委託運営
2004-2006 : web制作会社勤務
- ポータルサイト(健康、住宅、地域など)制作を担当
- ポータルサイト内記事デザイン、コーディング
- イラストレーション
- 地図制作
2007-2018 : デザイン制作会社勤務
- 主に新卒・中途採用、旅行、進学に関するデザイン
- webサイト企画・ペーパープロトタイプ作成・ディレクション・デザイン・コーディング
- パンフレット、リーフレット、ポスター、イラストマップ制作
- 書籍制作(デザイン、DTP、イラストレーション)
- イラストレーション全般
2018- : フリーランスのイラストレーター・デザイナーとして活動中
主なお取引先(敬称略):
(株)ウェザーマップ、(株)Gakken、光村図書出版(株)、(独)国際交流基金、(株)ベネッセコーポレーション、(株)光文社、(株)照林社、(株)文理、他多数

