アーカイブ: 作品

2024/5/23(木)〜27(月)
鎌倉の雑貨店minamoとカフェ逍遥遊とのコラボイベント≪台湾フェア≫にて展示させていただいた作品です。

私の出身地である台北の好きな景色をイラストにしました。

(制作時期：2024年5月)

PM 3:00
中山駅 – 赤峰街

一番好きな台湾の景色は？と聞かれると、私は迷わず「路地裏」と答えます。

少し錆びて色褪せた鉄の窓と室外機、道が狭いのにぎゅうぎゅうに止まっているバイク、そして持ち主が誰かもはやわからない様々な植木鉢。
路地裏は決していわゆる綺麗な景色ではないのですが、台湾の風情を純粋に感じられる場所だと思います。
台北だと、中山駅の近くにある路地裏が特に面白くて。近年色々と開発されたエリアだからこそ、新しい建物と古い建物の混在をよく見かけます。

イラストの左側にあるのはセレクトショップ「小器生活」の料理教室で、路地裏にある現代的な要素を表しています。そして右側で、台湾の路地裏ならではの様々な特徴を描きました。

シンプルな服装を着ている女の子は、路地裏のような、ありのままで着飾らない姿を見せています。
しかし隣に止まっているのは新型のバイクで、女の子の未来への憧れも垣間見えます。

これまで、彼女は何をしていたのでしょうか。
そして、これからはどこに行くのでしょうか。

2024/5/23(木)〜27(月)
鎌倉の雑貨店minamoとカフェ逍遥遊とのコラボイベント≪台湾フェア≫にて展示させていただいた作品です。

私の出身地である台北の好きな景色をイラストにしました。

(制作時期：2024年5月)

PM 6:00
台北101/世貿駅 – 松壽路

台北に帰るとき、家族や友達と台北101の近くの横断歩道を一緒に歩くことが多く、気がつけば私にとって印象的な景色になりました。

横断歩道を渡ると、このエリアでは有名な香堤大道広場につきます。
ショッピングをする人々や観光客以外に路上ライブをするミュージシャンもたくさんいます。ここを通るたび、たくさんの夢が集まる場所なんだと思い出します。

こちらの作品では、路上ライブをしに広場へ向かう女の子を描きました。
夕日の光はこの町を、そして彼女の夢も照らしてくれます。

台湾の教育団体City Wanderer様の2023年度成果報告書のアートディレクションを担当いたしました。
表紙イラスト、中身の挿絵と文字レイアウトをデザインさせていただきました。

冊子は下記のURLよりご自由に閲覧できます：
https://online.fliphtml5.com/xecdq/cvlr/#p=1

(制作時期：2024年4月)

2023年の会社を代表するテーマ「ホステル」に合わせて、表紙はホステルに行き来する旅人を描きました。
City Wandererを象徴するホステルは港の近くにあり、旅の疲れを癒す休憩所だけではなく、青年達が自分にとって理想の未来に向かう前に、色々な人と出会い、人生の方向について考えるきっかけを与える場所でもあります。

冊子の中身はホステルの施設案内をデザインコンセプトにし、2023年度に行われたプロジェクトをホステル内にある様々な空間とリンクさせております。