ショートアニメ「この夏が、始まる前に。」
※YouTubeで大きな画面で閲覧できます。
作品概要
夏休み直前の夕暮れ、公園でアイスを食べる高校生の男女。
今は仲の良いクラスメイト。男子は密かに想いを寄せており、告白すべきか迷っている——。
そんな男子の心情を、視線の動きと沈黙の時間で描いたショートアニメ作品です。
本作はSNS向けの投稿用として制作したもので、視聴者に甘酸っぱく切ない青春の一場面を短い時間で届けることを狙いとしています。
制作の経緯
7月中旬の投稿分であったので、「夏休み目前」というタイミングに合わせた作品として企画・制作しました。
SNSでは季節感と共感性が反応数に直結しやすいため、「誰もが一度は経験したような、あの頃のためらい」に主軸を置き、物語を構成。
セリフや大きな動きを用いず、少ない情報量でも感情が伝わるアニメを目指しました。
ビジュアルの工夫点
・キャラクターの視線とアイスを食べる小さな動作のみで、男子の戸惑いや想いを表現。
視線が女子に向かっては逸れ、また戻るという動きで、心の揺れを繊細に描写しています。
・背景は夕暮れのオレンジトーンで統一し、季節感とともに、少年の心情にリンクするような切なさを演出。
・セリフや説明を一切排除し、間と沈黙を活かした構成に。視聴者に行間を想像してもらうことで、共感を誘う目的としています。
ショートアニメは、一瞬で世界観が伝わる点が大きな魅力であり、SNSとの親和性も非常に高い媒体です。
見る人の記憶や体験と重なるような作品をお求めの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

山科ノリミチ
ヤマシナノリミチイラストもアニメも、「動きを感じる表現」で心を明るくします
イラストやアニメの「動きを感じる表現」で、課題を感じているご依頼主だけでなく、その先にいる誰かの気持ちもパッ!と明るく。
そんな作品となるように心掛け、日々の制作に取り組んでいます。
昔から、落ち込んだ気持ちを忘れさせてくれるようなギャグ系のイラストやアニメ、漫画が大好きでした。
学生時代は学校があまり得意ではなく、気の合う友達も少なかったのですが、そんな中でも「自分が輝けている」と感じたのが絵を描いている時間。描いたギャグイラストを見た同級生が笑ってくれたことを、今でもよく覚えています。
大学卒業後、就職のため上京。それから長い年月が経ち、いくつもの人生の分岐点を経験しましたが、作品作りはいつも自分の心の支えでした。
特にある時期、家庭の事情により、暮らしや働き方を大きく変えなければいけなくなりました。
東京での生活、良好な職場環境、正社員としての安定を手放す決断は簡単ではありませんでしたが、「この状況を活かすくらいの気持ちで、長く続けてきた作品作りで頑張ってみよう」と前向きに捉え、個人での活動を始めました。
イラストだけでなくアニメーションでの「動き表現」も得意としています。
学生時代の自分がイラストやアニメに救われたように、今度は自分が、誰かの心を照らすような作品を届けたい――。
そんな想いを胸に、ご依頼主の伝えたい情報を、より伝わりやすく親しみやすい形へと整えます。
自然な形で情報量をプラスしたいとき、内容にストーリー性を込めたいとき…そんな場面がありましたら、ぜひお気軽にお声がけください。
愛知県名古屋市出身。
都内エンタメ系企業で社内クリエイターとして約15年勤務。
2023年、個人での活動を開始。屋号は「graphic studio LIPOS」。
【制作実績】
・自治体広報用チラシデザイン・イラスト
・SNS用バナーデザイン・イラスト
・書籍表紙デザイン・イラスト
・企業リーフレットデザイン
・企業マスコットイラスト
・啓発ポスター用イラスト
・公共団体啓発用アニメ
・特集記事用挿絵
…など、印刷用・WEB用を問わず多数承っております。

