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天下のみはらし 金華山

かとうまさようきうきエッセイ お気に入りにクリップ中 お気に入りにクリップ

「絶景かな。」「絶景かな。」

きっと織田信長や斎藤道三も この山でそう言ったに違いない。  

 私は金華山の山頂に立っていた。 

数年前、大河ドラマ「麒麟がくる」の影響もあって、家族を誘い金華山に出発。 

(私にとって金華山は東海地方の高尾山。一日登山にほどよい山です。)  

金華山には、山頂までのロープウエイや階段もあるけれど 

私は戦国時代の人々の足取りを体験してみたくて、

意気揚々と家族をひきつれ 一番当時に近いであろう「馬の背コース」に挑んでみた。 

登りはじめて数分・・・。

 木の根っこや岩がゴツゴツむき出しの 崖登りのような道のりで

 足を上げるのも ずっしりともたつく。

 子供との体力の差も出てきて

「先に行ってるよ 一。」と 

スイスイと岩を登る子供たちの成長が頼もしくもあり、 

「ここまでで登ってはもう引き返せない。」と なんとか自分の気持ちをおして登りきった!

やっと登った山頂は、名古屋方面の濃尾平野が一望できる。

 人々の生活を見下ろすのにぴったりの高さの景色で 

確かにここに立つと、天下取った気になるかも! 

殿様の気持ちが少しわかった気がする。 

辺りを一周見渡せる山の山頂に、

お城を一棟立てられる金華山は 

戦国武将の達成感をふるい立たせるためにある山ではないかと感じ入ったほど。  

帰りがけに、山頂にあるリス村へ寄った。

 いたのはタイワンリス。

思ってたリスと違って 大きさにびっくり。 

天下のお城とリスさんたちが一緒に住むなんて 

当時の人はびっくり呆れてるのか ほほえんでるのかと 思いをめぐらせながら、

私はリスのエサをあげた。  

天下のみはらしにちょうど小高い金華山。 

また体力作りと歴史ロマンを感じに、

あの景色に会いに行きたい。  

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カトウマサヨ
「生き生きと描く」をテーマに幸せ感のあるイラスト

「いきいきとえがく」をテーマに、
大人や子供、生き物などをえがきます。

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デザインやディレクション経験がありますので、
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1977年生まれ かとう まさよ(加藤真代)愛知県在住 

鉛筆・色鉛筆・水彩、デジタル(Adobe Photoshop)を使用し
媒体にあったイラストレーションを心がけます。

愛知県立芸術大学デザイン科 卒業
その後14年間、
会社員として
商品企画やディレクション、デザインの仕事をしてきました。
企画者やデザイナーとしての視点や気持ちを汲んで、
スムーズなやり取りでお仕事するよう心がけています。

プライベートでは小学生2人がいます。

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