おがわようこ2018/02/28 UPDATEお知らせ
『こびとかなのもりへようこそ』（2018年）
おがわようこ/作・絵
フレーベル館
定価：1,300円(税別)
サイズ：25×25cm
ページ数：32ページ
ISBN：9784577045596
ひらがなに変身できる、不思議なこびと達が住む森で、こびとが次々ひらがなに変身！
できあがった「こびとかな」を並べると…？
ひとつのおはなしになっています。
「こびと」と「ひらがな」がどのようにして繋がるのか、明らかになるかも。
11人のこびとが登場します。
4歳くらいから読んでいただける内容となっています。
大学2年生の秋、文化祭で展示をするために絵を数点描きました。メインになったのは、幼稚園のお泊まり会を題材に、子供たちが布団を広げ各々寝る前の時間を過ごしている様子を描いたものです。展示作品を見て笑顔になってくれる人が多い中、その絵をじっと見ていた友人の目からふと涙がこぼれ落ちました。悲しくなったのではなく、子供たちが純粋に楽しんでいる姿が思い出とつながり彼女の心と共鳴したようです。楽しい一場面を描いた絵でも、そのときの気分や置かれている環境、経験してきたことなどで受け取る感情が違うのだと強く印象に残りました。見た人が笑顔になったり、優しい気持ちになったり、懐かしさを覚えてくれたり…。誰かの心にそっと寄り添うようなイラストレーションを描いていきたいと思っています。
東京都在住。イラストレーター、絵本作家。イラストレーターズ通信会員。
女子美術大学デザイン学科にて、イラストレーターの新井苑子氏に師事。
大学卒業後、フリーのイラストレーターとして活動開始。制作をしながら、出版社でのアシスタント業務やデザイン事務所勤務を経験。
雑誌・書籍のイラストや、保育教材のデザインなどを担当。展覧会にてオリジナル作品の発表もしている。
絵本に『こびとかな』『こびとかなのもりへようこそ』（フレーベル館）、作画を担当した『だれでもみんなかんごしさん』（作：せがわあやか、保育社）がある。
翻訳
『だれでもみんなかんごしさん』
『こびとかな』